基板


9/17
最近 綺麗な基板を
見ていない気がします。

昔の基板はハンダ付けもフローなんて使ってなくて手作業満載の
物だったし その後のハンダ槽を流した基盤も それなりの綺麗さ
はあったと思うのですが 昨今の基板の汚いことったら製品として
それで良い世の中になったんでしょうけどリードは飛び出しまくって
製品チェックが終わった後は知らないよと言わんばかりの物が巷に
溢れてる気がします。使う人の事まで考えて作らないし設計しない
のかなー。昔は”それをやっちゃダメでしょ”って分かってた事も今じゃ
他所もやってるからって何でもありの物が多いし それでも消費者
はそれを好んで選んでるっていう所がどうしようもないのかもしれない
ですね。手をかけるから良いんですけど 安くする為に手を抜いて
”だって安くないと買ってくれない”と自分勝手を言ってるところから
脱却して”値段は高いけど買われる”人が喜ぶ物を作って欲しいと
思うし 自分の仕事でもそれを目指してがんばってます。

価値が認められるには時間がかかる事もあるし辛抱は当たりなん
だけど その時間が許されない仕事があることも分かります。
せっかく認められた価値を無視したり潰したりするのも同じ人間だ
ったりするので難しいんですけど 自分の人生楽しい方が良いと
思うんですよね 無視されようが潰されようが良いじゃないですか
自己満足じゃなくて 喜んでくれる人がいるならば。