クラッチレバー


11/24
クラッチレバーが届いたのでナットを一緒に受け取りに
行きました。今日は下準備だけします。

先ずはレバーの比較 上から4XV 5EB antlionです。

指を掛ける人差し指側が上から順にハンドルに近くなります。


レバー幅は広い所で
4XV 14mm 5EB 16mm antlion 12.5mmでした。

タイコが入る所の寸法は 4XVと5EBは同じでした。

タイコの大きさは 直径6mm 長さ10mmに 2mmの
ワイヤーが付いていて 周りに樹脂カバーを付けて
直径8mmになっています。

ここで問題なのは純正レバーでワイヤーのタイコが抜ける
方に寄ってしまうとタイコは端の2mmしかレバーに掛かり
ません。樹脂カバーが潰れた原因もここらへんにあるんじゃ
ないかと思うんですよね。

潰れた樹脂カバーの交換部品は汎用品を発注してあり
ますが 試しに金属カバーも作っておく事にします。

ジュラコンか真鍮のスペーサを加工して使う予定でしたが
近所で手頃なスペーサを買いました。


ルーターでワイヤーを通す溝を作って角を落としました。

レバーに嵌めて確認しましたが具合は良さそうです。
これなら端だけ当たっても簡単には歪まないと思います。

他の解決法として ワイヤーが端によらないようにワイヤーに
カバーを付けて太くするか レバーに樹脂板を貼れば良さそう
です。

買ったベアリングを3つ合わせると純正のスペーサと
同じ長さです。

antlionのレバーに組むとニードルベアリングだけ微妙に
圧入しないと入らない大きさでした。少し耐水ペーパーを
当ててみましたが 微妙に穴が上で狭くなって入りません。
今回 TLA69Zを購入したので HK609ならこんな苦労は
なかったかも・・・。

圧入するとレバー側の穴が広がっていくのでベアリングの
アウターをルーターで削ってアドヘシブで固定しました。


クラッチレバーを3本持っているのも酔狂ですね。