皮を手で縫うと指がむちゃくちゃ痛くなるし穴もあくので接着で直す
つもりです。
アイロン接着で裏から補強するとして、表の接着と防水を柔軟性の
ある接着剤で行うのですが、ゴム系だと熱で溶ける。塩ビ系だと弱い。
調べてみると"黒ゴム接着剤"が良いようですが近所では手に入り
ませんでした。セメダインの弾性接着剤が見つかったので試して見ます。
温度は-60℃〜120℃に適応しています。
成分：　特殊シリコーン変性ポリマー(70%) 無機物(30%)

内側に布を入れて　形を整えるように接着しました。
直ぐに手で触るとべたべたになってしまうので　塗って10分程置い
てから張り合わせた方が扱いやすいです。
2時間程するとべたつかなくなってきたので皮が無くなった部分に
充填しました。流しただけだと　かなりテカつきます。
２４〜４８時間で完全硬化するのでしばらく放置します。
明日朝　ある程度固まったところで襟を曲げた状態にしてみます。

7/13
20時間程経過して　ほとんどベタつきは無くなりました。接着強度
柔軟性も特に問題ありません。広い部分を充填した場合、表面に
テカリが出てしまうので近くで見れば修理した部分が分かります。
耐久性はありそうな感じです。耐ガソリン性は分かりませんがゴム
部品の修復にも使えそうです。

柔らかい皮の上に盛るのは難しいです。数回に分けて
盛ると上手く出来そうです。

しばらく着ていると補修した部分が服の襟に擦れて黒く襟を汚すように
なって来ました。同時に補修した袖の部分は服に擦れることもないので
問題は起こっていません。