抜いたオイルのへたり具合は順当でした。KZ4STだと黒く汚れてくるので
私には分かりやすいです。SPECIALになると汚れは出ずにオイル自身が
ヘタってゆくだけで凄いオイルなのですが　うっかりするとサラサラになって
いるので定期的に触って管理しないといけません。

クラッチ板に異常は見られませんでした。交換作業は　ワッシャーを3XPの
物に交換する以外は通常どうりです。クラッチ板の動きは新しい物の方が
スムーズです。やっぱりクラッチ板が入る隙間は若干狭くなっていました。

メインシャフトを見るとクラッチハブとの接触面に偏磨耗が見られました。
次のオーバーホール時に対処します。　祇園精舎の・・・。

スプリングをストックしていた3XPのピンクに換えるつもりでしたが良く
触って見ると　少し錆びているようなので水色のままにしました。
内部のナットに緩みは生じていませんでしたので　そのまま閉じます。

プラグは前回と変わらず少しかぶり気味の状態でした。イリジウムプラグ
に交換しました。パイロットエアジェット1.3は手に入れているので次回交換。
ヘッドを空けて燃焼室の確認清掃をする予定でしたが天気が安定しない
ので見送りました。

ラジエターは外してパーツクリーナーで洗浄し曲がったフィンを少し修正
しました。中は赤錆、水垢の付着は無くきれいな状態でしたので　その
まま取り付けました。

9/5
オイルを入れてクーラントの追加をしました。小雨が降っているので頼んで
あったヘッドガスケットを受け取りに行って作業終了。
カコッ音は頻度も少なくなったし　とりあえずこの状態で走ることにします。

秋になって気温が下がってきたのでキャブレターを調整しておく必要が出て
きました。冬用に別のキャブレターを仕上げていこうと思います。
今週末は走りに行くので作業は18日以降です。

残作業：
チェーン給油、ブレーキキャリパー清掃動作確認

9/6
ギアオイルを交換しエンジンオイルの量も少し増やしているので　エンジンは
少し静かになっています。アクスルシャフトの偏磨耗は昨年のオーバーホール
でも確認していましたしエンジンが回らないわけではないのでたいして気には
していません。

各部に緩みはありませんでした。もう少し経ったらステムの締め具合は確認
が必要です。

もしかすると当初の原因は修理出来ていて　新たに似たような音がする原因
を作ってしまった・・・偶然にしては出来すぎのような。
ステムベアリングは打根があったしここが1つの原因であることに間違いは
ないのですが　他にはなんだろう。

メインシャフトだとオーバーホール前から音がしていたのは疑問だし・・・
機会を見てエンジンマウントとブレーキも戻してみないと分からないですね。

頭使うのはタダなんですけど悩むとオデコが広くなるんですよねー。とりあえず
走れない状態では無いので音の件は棚上げしておきます。