吸気の音だと思っていたのは　もしかするとエア漏れの
音かもしれないと思い　いろいろ試してみると　エンジン
ブレーキをかけた時と5000rpmあたりをキープして走ると
音が大きい事に気付く。

エンジンブレーキをかけた時に音が大きいのでスロットル
バルブからエンジンまでの間があやしい。スペア部品は
一揃いあるので組替えて現象確認する。

などと考えている間に開店時間が来たので液状ガスケット
の所に直行しました。今回は1207Bを選択しました。
Oリングはとりあえず30.8mmを買ってきましたが耐ガソリン
性はあまり期待出来ないので対策が必要です。

さて　いつもならタンクを降ろして作業するのですが　今日は
降ろさずに　インシュレータを外しキャブレターを横にずらして
ガスケットに液状ガスケットを塗って組みなおしました。
1207Bは溶剤が気化して硬化するタイプかと思ったのですが
違いました。塗ってしばらくはユルユルです。運転は明日に
した方が良さそうです。

いつもと違う　慣れない方法でやったので作業途中でワッシャー
を落としてしまいました。エンジンの上を滑ってチェーンケース
の中に落ちたのでシフトレバーのあたりにあるだろうとチェーン
カバーの隙間から見たのですが、ありません。スポロケット裏に
あると厄介なのでクランクカバーを外して確認する事にしました。

チェンジペダルを外したところ　動きが渋くなっていました。
ジョイントのグリス切れ＋ゴムカバー切れを確認。グリスだけ
給脂してゴムカバーは後日交換。
クランクカバーを外して見るとワッシャーは見あたりません？？？
下を見ると地面に落ちてました。カバーを外した時に落ちた
ようです。

さて　ワッシャーが見つかって　カバーを着ける前に拭こうとした
ところ　ほどよくカーボンが混じったエンジンオイルが中に溜まって
います。そ〜ですか。おっしゃりたいことはよ〜〜くわかりました。
左がそうなってるって事は　右もそのうちギアオイルを吸うって
事ですね。
かるーく清掃したカバーを着けてチェンジレバーを着けて。
汚れていたホイールをいつも以上に丹念に拭いて・・・

どうりで温まると燃調くるうし、毎年交換して欲しいって事ですか。
左のクランクシャフトオイルシールだけ交換して右はギアオイル
交換のときに換えるということで・・・部品の発注しなきゃ。

ここのオイルシールに液体グリスを使用した事が原因です。
ここには普通のリチウムグリスかシリコングリスを使ってあげる
べきですね。オイルシールのリップとグリスで気密が保たれる
所です。