8/26
オイルシールについて調べてみると主なヤマハの2stは
左側がダストシール付きのFPJ型、右側はFWJ型
荒井製作所のWebで調べて見るとシール面に4フッ化
エチレン樹脂を付けて高速回転に対応している物です。

SDRの場合　左シール面での周回速度を計算すると
汎用のオイルシールでは対応出来ない速度です。
又　耐えられる圧力も　余裕をみてメカニカルシールを
使った方が安心できる圧力がかかります。

明日　開けて見なければ分かりませんがシール抜けを
起こした原因は　組み付け精度、クランク変更や吸気面積
を広げたことによる圧力増大、100%エステルの化学合成
オイルによるシールゴムの膨潤などが考えられます。

オイルの粘度については　あまり関係ないようです。
エステルによるゴムの膨潤は　その傾向があるという程度
ですので主要因では無いと思います。

さて　どんな状態になっているか楽しみです。