漏れてないけど。

10/14
9000rpmまで回るマップを焼いたPICに載せ換えました。
ついでにエアクリーナ内を確認するとガソリンは漏れて
いませんでした。早速 試験走行に出発。

燃料を補給して 燃費を計算すると18.9km/Lでした。
中速域でアクセルを開けた時のレスポンスを重視して
マップを書いたので 当然キャブレターの時より燃費は
下がっています。

さて 市街地を抜けて 片側2車線道路で追い越しする
時にギアを2段落として アクセル全開にしたところ・・・。
一気に吹けた後 燃調が濃くなって アイドリング出来なく
なってしまいました。燃調を手動で最も薄い状態にして
アイドリング調整をして どうにか動いてくれました。

そのまま帰宅して エアクリーナの中を見るとガソリンは
漏れていません。燃調がとれていない9000rpm以上まで
回った為にガソリンを供給し過ぎてしまい余分なガソリンが
クランク室に溜まったようです。

エアクリーナとインジェクタボディとをつないでいるダクトを
横に向けていた時は 余分なガソリンの一部もエアクリー
ナに溜まったと考えられます。

燃調がとれていない所まで回さないようにするには 燃料
カットすると 簡単で良いのですが それだとパワーが急に
落ちてドン付きになるし 2ストでは焼き付く危険性がある
ので考えどころです。私のSDRでは8000-9000rpmを越え
ると吹けあがりは遅くなっていましたので加速時は8000rpm
までを使って早めにシフトアップすれば 今日の様な現象
は出ないはずです。

10/15
YPVSバルブを清掃の為に外して 作業終了。煤とオイルで
かなり汚れていました。キャブレタークリーナに漬け置きした後
残ったカーボンを爪楊枝で擦って落として 清掃完了。
燃調を9500rpm以上で薄く、4000rpm-5500rpmでアクセル全開
時を少し薄く 変更したマップを作りました。

ウインカーリレーの中に抵抗とコンデンサーがあります。
これを変えてLEDでも使えないかなと思い実験してみました。
抵抗を小さくするとOFFになった後ONになる時間は短くなり
ます。コンデンサを小さくしても同様です。しかし・・・。抵抗や
コンデンサを変えても ある程度の電流を流さないとONから
OFFになりません。消費電流が少なくてもOFFになる為には
コイルの巻き数を増やす必要がありそうです。コイルの鉄心は
カシメて止めてあるので交換は難しいですね・・・。
やはりウインカーリレーはタイマーIC555を使って作ることに
します。

10/16
清掃後のYPVSバルブを装着してメインスイッチを入れると
いつもの元気な動作音に戻りました。

クランク室に溜まったと思われるガソリンを抜く為に 近所の
信号が少ない広めの道を走ってきました。順調に燃調が合って
来て 通常の燃調に戻って数km走ったところでトラブル発生
今度は燃調が薄くなりすぎて アイドリングが上がってしまい
アクセルを開けてもパワーが出ません。

歩道に退避して原因調査。 しばらく停止すると少し調子は
良くなりますが 直ぐに同じ現象が出ます。

エア漏れは無し。燃料フィルターを見ると ガソリンが回って
来ない様子。タンクからコックまでは異常なし。コックから
フィルターまでの間に90度パイプを曲げている所があるので
そこが一番あやしいです。

パイプが少し抜けかけていたので それを直すととりあえず
復帰しました。プッシャレギュレタの取り付け位置も含めて
次回フィッテイングし直します。LEDウィンカーもリレーを作り
直すと装着出来るので間にあえば一緒にやってしまいたい
です。