12/03
バッテリーが弱ってきているようなので再生実験してみました。
サルフェーションは特に見えないのですが・・・。

まずはバッテリーの症状：
正常だと充電電圧12.5-13V近辺で　ほとんど電圧が上がらなくなって
数時間経つとジワジワと電圧が上がってきて15V以上になるのですが
キーONにした時のYPVSの動きに　いまいち元気がありません。

パルスを数十時間加えてみましたが　内部抵抗はあまり変わりません。
”鉛バッテリーにもメモリー効果がある”と　どこかで読んだので　放電と
充電を繰り返してみることにしました。

とりあえず　8Ω20Wの抵抗をつないで放電させます。本当は30W必要
なのですが　電熱線と一緒で熱を出すだけなので　今回は無視します。

放電を始めて2時間ほどで電圧が急に下がり始めたので充電容量には
問題ありません。次に300mAの定電流充電で15Vを上限に充電しました。
12.4Vあたりから電圧の上昇が緩やかになって正常に充電されています。

充電後　内部抵抗を測ると0.23に下がっています。誤差範囲をみる為に
数回　放電させて充電してみると 0.23-0.27の値になりました。
どこまで充電電圧が上がるか充電を継続してみると　15.26あたりで電圧は
上がらなくなりました。

充電後の自己放電も少なくなっているようなので回復できたようです。

結果として　今回　最も有効だったのは充放電を繰り返した事でした。
パルスをかけた成果は　はっきりしません。放電後放置された場合以外
では　あまり効果が無いのかもしれません。

12/09
実装してみると　やはり押し掛けが必要でした。中央のセルの電極表面が
剥離する感じグサグサに痛んでいたので寿命かも。
消費電力を考えると　もう少し容量の大きい内部抵抗が小さい物を使った
方が良いですね。積む場所が限られているのでオイルタンクを前に移すか
いっそ混合にしてタンクを無くすか・・・とりあえず押し掛け標準ですね。