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クロスハッチを付けるのに　どうしようかと迷ってますが
エンジンシリンダーホーンを買う事にして工具屋さんに
行きました。

何を迷っていたかと言うと・・・。
ピストンは首振り運動を伴って上下運動するのでシリンダ
の前後方向は左右に比べて偏磨耗しやすいようです。

先日バラしたエンジンのシリンダーは見る方向によって
クロスハッチは見えるけど　エンジンの前後方向に縦筋も
見えるという状況で　クロスハッチが残ってはいます。

多分シリンダーは楕円に磨耗しているはずです。楕円の
物に　ホーンを入れて回すとクロスハッチを刻みたい前後
方向よりあまり磨耗していない左右方向の当りが強くなる
はずで　これは余分な摩擦を増やすだけなので良くないの
かなと思いますが　前後の部分だけを削るのは偏磨耗を
進めて圧縮抜けの元になるので　これも良くはないですね。

内燃機屋さんにお願いすると　多分シリンダを真円に近づけ
た上でホーニング加工をしていただけると思います。
"素人がやっても良い事はない"というのが一般的な答えだと
思います。それは　そのとうり　なんですねどねー。

工具屋さんに話を聞くと”やるならボール盤は使いたいところ
電動ドリルでやっても　エンジンは壊れないだろうけど自己
責任でやってね。普通の紙ヤスリで擦っても　均一に削れる
わけではないのでクロスハッチとして効果があるかどうかは
疑問だね。”といった答えでした。

2stのシリンダーはにポートに引っかからないように長めの
砥石が付いているホーンが必要です。たまにしか出ない
商品なので店に在庫は無く　取り寄せして貰う事にしました。

このまま組んでも問題は無いはずなのですが　そう頻繁に
降ろすわけでは無いので良く考えてから組むつもりです。