エンジン下でフレームをジャッキで持ち上げて前輪
浮かせて作業します。スピードメータケーブルを外して
右側フォーク最下部のアクスルを締めているボルトを
外した後　ブレーキキャリパーは外した方が後々良い
のですが　今回はキャリパーを付けたまま不精して
アクスルシャフトを抜きました。

ホイールを外した後は　胡座をかいた足の上に載せて
オイルシールを外して　ベアリングの動きを確認。

前回　モリブデングリスとリチウム石鹸グリスをブレンド
して使ったので色ではへたり具合は分かりませんが
動きはスムースだし　ガタやゴロゴロした感じもあり
ませんでした。よってベアリング交換は先延ばし。

オイルシールはさすがに見た目でもヘタっているので
さっくり抜いて交換します。　右側のオイルシールは
旧部品だと３枚リップバネなしの特注品ですが　現行
では　バネ有りのちりよけ付きに変更されています。

左側は打ち込みが面一では無くて　少し奥へ入れる
必要があるので　どうするかなとちょっと考えましたが
面倒なので　ギアユニットを使ってそのまま打ち込み
ました。こちらのシールは新旧同一部番です。

グリスを足して組み上げてみるとオイルシールが新しく
なった分だけ摩擦は増えたようですが問題はありません。

リアのブレーキパッドからシム板を外して今日の作業
は完了。

ブレーキの効きを確認すると　少しあまく感じました。
どうもVesrahのこのパッドは効き始めが遅いみたいです。
ロータへの影響は大きめだし　相性によっては鳴きも
出やすいようです。まあ　使えない事は無いけど次回
は別のパッドにしようかな。