5/3
午前中は雨だったので　午後からキャリパーの清掃を
しました。取り付けボルトの締め付けトルクは前4.0kg・m
後2.7kg・mです。

フロントブレーキキャリパーは異径対向4Podでピストンに
アルミが使われています。歯ブラシで水洗いをしてブレー
キダストをキレイにした後　シリコングリスを薄くピストンと
シム板に塗って組み付けてお終い。

リアは片押し異径2Pod、前後のピンでフローティングされ
ています。　ピストンはアルミでは無くSDRのピストンと同じ
素材でした。　内側が錆びてザラザラになっていましたが
今日は錆び落としはせずに　ある程度拭いて気やすめに
シリコングリスを薄く塗っておきました。

ピストンの動きはどれもスムーズで手で普通に押し込める
状態でした。パッドは前後とも充分に残っていましたので
交換はかなり先になりそうです。

サービスマニュアルを読むとピストンの組み付け時には
ブレーキフルードを薄く塗るように指示があるだけです。
これはSDRやTZR250のマニュアルでも同じです。シリコン
グリスなら　シールのゴムを痛めないし　今までもそうして
きたので多分大丈夫でしょう。

さわってみて分かった事はやっぱり良い部品使ってますね。
精度が高そうな作りだし　さりげなくステンレスやアルミが
使われています。

フロントブレーキパッドの交換時にはシム板、パッドスプリ
ングをセットで替えるように書かれています。部番は5PWで
始まっているので2002年に設計変更されたようです。シム
板の部番はパーツリストに記載がありません。リアはパッド
とスライドピン以外は他機種との共通部品でした。こちらは
シム板の部番ありです。

フロントパッドの互換品をVesrahのホームページで探すと
TZR125R '94とも形状は同じなのでシム板はそれなりに
見つかりそうです。 でもMT-1やXV19も同じパッドで良い
のかな・・・。

試走してみるとブレーキ鳴きは治まって良い感じです。次は
暇をみてEXUPのワイヤー調整してみます。